アパレル・ファッション営業 専門用語集一覧 略語も紹介【アパレル経験者編集】



こんにちは!


中小企業診断士でアパレ営業歴18年の、ことまです。

こっさんと呼んでください。



今回はアパレル(ファッション)の専門用語辞典として一覧を掲載しております。


ただ、アパレル営業に特化した用語集となっておりますので、素材とかデザインの用語は少ないのでご了承ください。

アパレル営業で使う簡単な専門用語から略語等を、アパレル経験20年以上である私がまとめましたので、是非とも参考にしてください。


アパレル営業 専門用語集一覧



一応、あいうえお順に記載しております。

「そんなの誰でも分かるっての!」みたいなレベルのものから「なんじゃこりゃ!」レベルまで、様々な用語を取り揃えておりますので、一度だけではなく何度もこちらにお戻りいただければ幸いです。


また、私の個人的な感覚のものもありますが、あまり気にしないでくださいね。(笑)


随時、追加していきますのでよろしくお願いします!


ちなみに、用語の下の → は関連用語であり、下記の同じ用語集内に掲載されていますので、併せてご確認ください。


「あ・い・う・え・お」

  • @(アットマーク)


@は基本的に値段を意味しますが、下代(げだい)とも言いますね。

→下代(げだい)

アパレル営業マンが取引先の小売・専門店や大手でも、カタログの商品の横に書いたりします。

例えば商品の横に @1450 と書いてあれば「1450円であなたに販売しますよ」ということです。

  • アパレル


アパレルとは “衣服” なので雑貨は含まれないのですが、営業マンはアパレル業界と言えば雑貨もお店も全部含めて考えています。

→雑貨屋(ざっかや)

  • アパレルメーカー


アパレルメーカーとは、商品の企画・製造をしてアパレル小売店や問屋等にその商品を卸す業種のことを言います。

アパレルメーカーの中には、店舗を持って直接消費者に販売している会社もあります。

→小売店(こうりてん)
→問屋(とんや)
→卸し(おろし)

  • 委託販売(いたくはんばい)


通常の委託販売とは、商品や製品の販売を、第三者に委託・代行して販売してもらう販売形態のことであり、依頼者が委託者、販売者を受託者と呼びます。

商品の所有権は委託者であり、受託者は商品を販売して手数料を得るのが一般的な委託販売です。

ただ、アパレル業界の委託販売は、委託者が送った商品分の売上を上げて、売れ残った商品を返品として処理することを指す場合が多いですね。

委託販売のメリットは委託者にとっては、売れ残りをできるだけ高く販売してもらえることであり、受託者は在庫リスクがない販売が出来ることにあります。

一方、デメリットとして、委託者は委託販売に頼った企画や生産数になり企画力の低下や在庫になりやすいリスクがあり、受託者もリスクのない販売になるため販売力の低下や良い商品を回してもらえないこともあるため、結局売れない商品ばかりになってしまう可能性があることです。

なので、委託もほどほどにしておくのがいいですね。

そして委託販売は消化仕入れとは少し違った形態になります。

→消化仕入れ(しょうかしいれ)

  • 市場生地(いちばきじ)


市場生地とは、基本、海外の市場で販売している生地のことを指します。

中国の市場生地であれば広州が有名ですね。

市場生地のメリットは生産数量(ロット)が少なくて済むということですが、デメリットとして品質が悪い、値段が高いということがあります。

なので、生地品質を向上させるために生産生地にする場合がありますね。

まあ、生産生地でも市場生地より高い場合もありますし、ある程度のロットが必要となってきます。

→ロット
→生産生地(せいさんきじ)

  • 売掛(うりかけ)


売掛は「サービス・商品を提供した際に、その場で支払いを回収せずに後日代金を受け取ること」を指します。

つまり、会社間における「後受け取り」のことで、飲食店等の代金をその場ではなく後日まとめて受け取る「ツケ払い回収」と同じ構造ですね。

アパレルの営業マンで言いますと、だいたい月に一度、売掛を回収します。

なぜ営業において売掛にするのかと言いますと、1回1回の取引ごとに代金を回収するのは面倒ですし、第一お客さんが嫌がります。

特に大きい会社になれば出荷量も多いですし、アパレル営業マンが出荷するたびに支払いなんかしていたらもう経理がややこしくてたまらないからですね。

また、支払先からすれば手間のこともありますが、支払いを先延ばしにしたいという理由もあります。

→売掛金(うりかけきん)
→買掛(かいかけ)

  • 売掛金(うりかけきん)


売掛で発生した金額のことです。

→売掛

  • SPA(えすぴーえー)


SPAとは「製造小売業」を意味し、卸売りをせず、自社製品を自前の小売店で販売する会社のことで、アパレルメーカーの機能と専門店の機能が一体となった業態のことです。

有名なのは「GAP」「ユニクロ」等ですね。

→卸し(おろし)
→小売店(こうりてん)
→専門店(せんもんてん)
→アパレルメーカー

  • MD(エムディー)


MDはエムディーと呼ぶ場合がほとんどです。

本当はマーチャンダイザーの略なのですが、MDとはマーチャンダイジングの頭文字をとったもので、”商品化計画” を意味します。

MDの仕事は主に、製品や顧客動向、トレンドなど様々な調査分析を行い、商品開発から販売計画立案まで一括して管理することです。

先ほども言いましたが、アパレル業界では普通、MDをマーチャンダイザーとは呼ばないので注意が必要かも。。

  • OEM(おーいーえむ)


OEMとは、他社(委託者)から委託された商品を、委託者のブランド名で生産することを言います。

簡単に言えば、委託者が生産だけを依頼するのがOEM生産です。

ODMとよく間違われる言葉ではあるのですが、アパレル業界は適当なので、あまり区別されることもなく、OEMもODMもまとめてOEMと言われることがよくありますね。

→ODM(おーでぃーえむ)

  • 大手(おおて)


どこから大手になるのかは個人の感覚になりますが、私は20店舗以上だと勝手に思ってます。

大手にも大手チェーン、大手アパレルとありますが、別物になります。

→大手チェーン(おおてちぇーん)
→大手アパレル(おおてあぱれる)

  • 大手チェーン(おおてちぇーん)


大手チェーンと言えば、多店舗展開しているお店のことです。

  • 大手アパレル(おおてあぱれる)


大手アパレルとは大きいアパレルメーカーのことを言います。

商社の場合は大手商社と言いますし、大手小売店であれば、大手チェーン店と言ったりしますが、人によって少し解釈が違うかもしれませんね。

→商社(しょうしゃ)
→大手チェーン(おおてちぇーん)

  • ODM(おーでぃーえむ)


商品企画からデザイン、生産までを外部のアパレルメーカーに委託することをODM生産と言います。

まず、委託者(大手小売りチェーン店等)はできあがったサンプルをチェックし、仕入れるかどうかを決定し生産を依頼する仕組みです。

OEMは生産するだけなのでODMとは違いますが、アパレルではODMが多いにもかかわらず、すべてOEMと言っている場合が多いですね。

→OEM(おーいーえむ)

  • 卸し(おろし)


卸すとは「商品を売り渡す」ことを言い、消費者ではなく業者間で売り渡すこと言います。

例えば、メーカーが小売店に卸す、問屋が専門店に卸す。消費者への場合は、卸すではなく、販売となります。

→問屋(とんや)

  • 卸売サイト(おろしうりさいと)


様々なアパレルメーカーから仕入れてインターネットで販売するサイトのことです。

小売・専門店からすればネットから様々なメーカーから商品を仕入れられるメリットがある一方、直接仕入れするより少し値段が高くなるというデメリットがあります。

  • 卸値(おろしね)


卸すときの値段のことです。@で表現されることや、下代と言われます。

→アットマーク
→下代(げだい)

「か・き・く・け・こ」

  • 買掛(かいかけ)


買掛は「サービス・商品を提供した際に、その場で支払いを済ませずに後日代金を支払うこと」を指します。

つまり、会社間における「後払い」のことで、飲食店等の代金をその場ではなく後日まとめて支払う「ツケ払い」と同じ構造ですね。

アパレルのお客さんで言いますと、だいたい月に一度、買掛を支払います。

なぜお客さんは買掛にするのかと言いますと、1回1回の取引ごとに代金を支払うのは面倒です。

特に大きい会社になれば出荷量も多いですし、アパレル営業マンが出荷するたびに支払いなんかしていたらもう経理がややこしくてたまらないからですね。

また、支払先からすれば手間のこともありますが、買掛にすることで支払いを先延ばしにしたいという理由もあります。

→買掛金(うりかけきん)
→売掛(うりかけ)

  • 買掛金(かいかけきん)


買掛で発生した金額のことです。

→売掛金(うりかけきん)

  • 掛け売り(かけうり)


売掛と同じ意味で、「サービス・商品を提供した際に、その場で支払いを回収せずに後日代金を受け取ること」を指します。

→売掛(うりかけ)

  • 掛け率(かけりつ)


掛け率とは、上代(販売価格)に対する下代(仕入価格)の割合のことで、「掛け率○%」というようにパーセンテージで表示されます。

上代とは一般消費者に販売する価格のことで、下代はアパレルメーカーや問屋等の卸売業者から仕入れをするときの価格のことです。

なので掛け率とは、商品の上代に対して下代が何%の割合なのかを表しており、そのパーセンテージを価格に置き換えれば、下代が何円になるのかが分かるようになっているんですね。

例として、上代 5,000 円のTシャツを1枚仕入れたい場合、アパレルメーカーや問屋との取引条件が「掛け率 40 %」となっていれば、仕入価格は2,000 円(5,000円×0.4)ということになります。

→アパレルメーカー
→問屋(とんや)
→卸し(おろし)
→上代(じょうだい)
→下代(げだい)

  • 型紙(かたがみ)


パターンとも言います。

パターン(型紙)とは服飾商品を作るための型(原型)となる、切り抜かれた紙のことです。

その型紙を生地に押し当てて、型紙の周囲をペン・鉛筆等でなぞることで、デザインの線を、生地の上に書くことができ、裁断して縫製ができるようになります。

→パターン
→パタンナー

  • 川上(かわかみ)、川中(かわなか)、川下(かわしも)


アパレルの生産は、川の流れに例えて素材 = 川上、アパレル = 川中、小売 = 川下と呼ばれています。
川の流れのように糸から生地、製品へと生産工程が進み、消費者に届けられるからですね。

川上とは、アパレル商品の製品に使用する生地や糸の原材料を生産したり、調達するところで、繊維メーカーや生地メーカー、商社が当てはまります。

川中とは、主にアパレルメーカーのことで、繊維、生地メーカーで作られた生地等を使って商品を製造するところを指し、商品を企画・製造して小売・専門店等に卸したり、自社の店舗で販売したりします。

川下とは、できあがった商品を最終的に消費者に販売する販売部分を指しますが、小売・専門店、セレクトショップや百貨店などにあたります。

→繊維メーカー(せんいめーかー)
→生地メーカー(きじめーかー)
→商社(しょうしゃ)
→アパレルメーカー
→セレクトショップ

  • 生地メーカー(きじめーかー)


アパレル製品の生地の企画・生産を行う業種が生地メーカーです。テキスタイルメーカーとも言いますね。

主にテキスタイルコンバーターやアパレルメーカー、商社等とやり取りを行い、発注などを受けて生地を製造します。

→テキスタイル
→テキスタイルコンバーター
→アパレルメーカー
→商社(しょうしゃ)

  • 希望小売価格(きぼうこうりかかく)


アパレルメーカーが小売店に店頭で販売して欲しい価格のことです。

→メーカー希望小売価格(めーかーきぼうこうりかかく)

  • QR(クイックレスポンス)


「QR」とはクイックレスポンスの略で、売れ筋をより早く作ることです。

  • 下代(げだい)


アパレルメーカーや問屋等の卸業者が、小売・専門店に販売する値段のことで、@で提示したりします。

@1450であれば1450円で卸すということであり、消費者に販売する値段ではありません。

上代(希望小売価格)とセットで表記されることもあり、
2900 @1450 と記載されていれば、小売・専門店は1450円で仕入れ、希望小売価格が2900円という意味です。


→問屋(とんや)
→アットマーク
→上代(じょうだい)
→卸し(おろし)
→希望小売価格(きぼうこうりかかく)

  • 現物営業(げんぶつえいぎょう)


アパレルでいう現物とは現物在庫のことで、今ある商品のことです。

つまり、現物営業とは在庫を抱えながら、お客さんから発注をもらう営業方法ですね。

逆は先物営業やOEM営業です。

お客さんから「現物が見たい」と言われれば、すぐに出荷可能な商品のことになります。

→先物営業(さきものえいぎょう)
→OEM(おーいーえむ)

  • 合成繊維(ごうせいせんい)


ポリエステルやナイロン等、石油・石炭・空気・水・石灰石などを原料として、純化学的に合成される繊維のことです。

繊維については別でじっくり勉強してください!
営業マンであれば詳しく知る必要はありませんが、ちょっとぐらい知ってないと恥ずかしいですからね。(笑)

→繊維(せんい)

  • 小売店(こうりてん)


一般的に小売店とは、小売りをする店で、消費者に直接商品を販売する店のことです。

ただ、アパレルメーカー同士で小売店と言えば、基本的に “小さいお店” のことを指します。1店舗~5店舗ぐらいですかね。なので小売店も個店も同じ扱いになっていることが多いです。

それ以上の店舗を持っているお店のことは中規模の小売店とか大手、チェーン店とか言ったりします。

また、小売店も専門店も特に区別はしていません。

→中規模小売店(ちゅうきぼこうりてん)
→大手(おおて)
→チェーン店
→専門店(せんもんてん)
→個店(こてん)

  • 個店(こてん)


個人店のことです。

普通、1店舗のことを言いますが、小売店も専門店と共に、特に区別はしていません。

→小売店(こうりて)
→専門店(せんもんてん)

「さ・し・す・せ・そ」

  • 先物営業(さきものえいぎょう)


先物とは、納期が先である商品のことを言います。

なので、先物営業とは基本的には、展示会で1ヶ月や2カ月先の納期の商品の受注を取り、受注してから発注する営業スタイルとなります。

現物営業は逆で、商品が会社や倉庫にすでにある状況で営業するスタイルです。

ただ、先物で1か月後の商品であってもお客さんから受注する前に生産する見込み生産を行って営業することもありますね。

→現物営業(げんぶつえいぎょう)
→見込み生産(みこみせいさん)

  • 雑貨屋(ざっかや)


雑貨と言えば、アパレル(衣服)は含んでいませんが、アクセサリー、靴や財布等は雑貨に含まれます。

まあアパレル営業マンであれば、衣服以外は全て雑貨と考えていると思います。
中には雑貨屋とか靴屋、帽子屋みたいに分けて呼ぶ人もいますが。。

しかし、アパレル営業では雑貨を置いてるお店だけを雑貨屋とは言いません。

アパレルを扱っている店でも雑貨屋と言いますが、雑貨の割合が多い店のことを雑貨屋と呼ぶのが普通ですね。

→アパレル

  • 受注生産(じゅちゅうせいさん)


受注生産とは、お客さんから発注をもらってから生産することを言います。

メリットは受注分だけを生産するので、在庫リスクがないということですが、デメリットとして生産ロットが必要になること、待ちの営業スタイルとなってしまうこと、値段が安くなってしまいがちであることです。

生産ロットが必要なので当然、小さいお店とは商売できないので、大手であったりアパレルメーカー等がお客さんになるのですが、多くの発注を、しかもお客さんリスクで生産するということになるので、当然、かなり値段は厳しく言ってきます。

アパレル業界の傾向として在庫を持たないという風潮にはなってきていますが、大手の発注量も少なく値段も厳しいので、利益が取れないというところが多いですね。

→ロット
→見込み生産(みこみせいさん)

  • 仕様(しよう)


服のデザインや構造、内容のこと。

→縫製仕様書(ほうせいしようしょ)

  • 消化仕入れ(しょうかしいれ)


アパレルでいう消化仕入れとは、仕入れ側が売れた分だけの支払いを後ほどすることです。

委託販売は先に支払いをして後ほど返品という形にするのが多いのですが、売れた分だけ後で払う消化仕入れとは少し違ってきます。

ただ、一般的な委託販売と消化仕入れとは少し違いますし、アパレル会社によっては区別がないようなところもあるので、取引する場合は注意が必要ですね。


→委託販売(いたくはんばい)

  • 商社(しょうしゃ)


アパレル商社は、あらゆる製品を扱う総合商社とは違って、アパレルメーカーに対して、原料や製品などの販売を行う専門商社であり、繊維商社とも呼ばれています。

原料から生地を作る川上はアパレル商社で、生地から服を作る川中はアパレルメーカーの役割となっていますが、最近の商社はアパレルメーカーのような動きもしており、商社が服の企画をしていたり、小売店に直接卸したりもしているんです。

→アパレルメーカー
→川上(かわかみ)、川中(かわなか)
→小売店(こうりてん)
→卸し(おろし)

  • 上代(じょうだい)


店頭での販売価格のことを言いますが、メーカー希望の店頭販売価格になります。

→メーカー希望小売価格(めーかーきぼうこうりかかく)

  • 生産生地(せいさんきじ)


生産生地とは、市場で購入する生地ではなく、一から生産する生地のことです。

生産生地のメリットは市場生地よりも品質が良く安定すると共に、市場生地と同じであれば市場生地より安くなるのが普通ですね。

ただ、ロットが大きく、納期がかかることがデメリットとなります。

→ロット
→市場生地(いちばきじ)

  • セレクトショップ


セレクトショップというのは、1つのお店の中に、国内外の様々なブランドを取り揃えたお店のことを言います。

ただ、小売・専門店も基本はセレクトショップになるので、アパレル営業マンがセレクトショップと言う場合、高価格のセレクトショップである場合が多いですね。

→小売店(こうりてん)
→専門店(せんもんてん)

  • 繊維(せんい)


糸を構成している素材のことです。

→天然繊維(てんねんせんい)
→合成繊維(ごうせいせんい)

  • 繊維メーカー(せんいめーかー)


繊維メーカーとは、綿や絹などの天然繊維やポリエステルやアクリルなどの合成繊維といった繊維を開発・製造するメーカーのことを指します。

→天然繊維(てんねんせんい)
→合成繊維(ごうせいせんい)

  • 専門店(せんもんてん)


専門店と言えば一般的には、特定の種類の商品だけを取り扱う小売店のことを言いますが、アパレル営業では専門店も小売店も特に区別していません。

営業マンがアパレル専門店とも言いませんし、専門店と言えばアパレル専門のお店のことで、もし雑貨をメインにしているお店であれば、雑貨屋と言いますね。

ただ、アパレルメーカー営業マンが小売店や専門店という場合は大抵、小さな規模のお店のことを指します。

→小売店(こうりてん)
→雑貨屋(ざっかや)

「た・ち・つ・て・と」

  • 大規模小売店舗立地法(だいきぼこうりてんぽりっちほう)


簡単に言えば、2000年に店舗面積などの規制が撤廃され、条件を満たせば大きい店舗でもバンバン立てて良いことになったんです。

もちろんどこにでもOKなわけではないですが、おかげでデカいショッピングセンター(SC)、代表例でイオンモールが多くできました。

  • 中規模小売店(ちゅうきぼこうりてん)


アパレル業界で中規模と言うと、どこからどこまでを指すのかは個人的な感覚によるとは思いますが、私の考えで言えば、5店舗以上20店舗未満な感じです。

それ以下は、〇店舗持っている小売・専門店、以上は大手とかチェーン店とか言ったりします。

まあ、あまり気にする必要はありませんので、自分の感覚でいいと思います。

→小売店(こうりてん)
→専門店(せんもんてん)
→チェーン店

  • 中代(ちゅうだい)


中代とは問屋が小売店に販売する価格のことです。

→問屋(とんや)
→上代(じょうだい)
→下代(げだい)

  • 直営店(ちょくえいてん)


直営店とは、本社が直接運営するお店のことです。

→フランチャイズ店
→チェーン店

  • チェーン店(ちぇーんてん)


本社から派遣された正社員とパート・アルバイトによって店舗ごとに組織が構成され、同一ブランドで多店舗運営している店舗のことをチェーン店と呼びます。

なので直営店が多い場合をチェーン店とも言いますね。

→直営店(ちょくえいてん)
→フランチャイズ店

  • 手形(てがた)


手形とは、将来の一定期日に一定の場所で、一定の金額を支払うことを記載した証券のことを言います。

手形は、決済の手段として商品代金や掛け代金(売掛金)の支払いのため、現金の代わりに用いられることがあるんです。

そして、手形は基本的には「約束手形」のことを指します。

→売掛金(うりかけきん)
→約束手形(やくそくてがた)

  • テキスタイル


テキスタイルは、主として「織物」を指す時に使われる用語です。
ちなみに織物とは、機械で織られた布地全般のことを指しています。

  • テキスタイルコンバーター


テキスタイルコンバーターは、川上の部分に属している業種で、テキスタイルメーカーとアパレルメーカーとの間に入る生地問屋の中で服地卸業を専門とする業種を指します。

ただ、アパレルメーカーの営業マンであれば、この言葉はほとんど聞いたことはありません。

「生地屋さん」とひとくくりに呼べばいいと思います。

→川上(かわかみ)
→テキスタイル
→アパレルメーカー
→問屋(とんや)
→卸し(おろし)

  • 天然繊維(てんねんせんい)


コットン(綿)、リネン(麻)、シルク(絹)、毛(ウール)等の植物や動物などの天然素材から得られるものを繊維にしたのが天然繊維です。

素材の話になると長くなるので、素材専門本で勉強してくださいね!

→繊維(せんい)

  • 独占禁止法(どくせんきんしほう)


独占禁止法の正式名称は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」です。

この独占禁止法の目的は、公正かつ自由な競争を促進し、事業者が自主的な判断で自由に活動できるようにすることです。

事業者間の競争を促進することで、消費者の利益が確保されることになります。

  • 飛び込み(とびこみ)


飛び込みとは、通常、飛び込み営業のことを言います。
アポなしで会社や店へいきなり訪問することですね。

大きい会社なのでアポが取れない場合や、気になった店の前を通ったとき、アポを取るのが面倒くさい場合に飛び込み営業を行います。

もちろん、大きい会社の場合は受付で門前払いされる場合が多いので、小さい会社やお店に飛び込み営業することが多いです。

  • 問屋(とんや)


問屋とは、卸業者のことを言います。

簡単に言えば問屋はアパレルメーカーと小売・専門店の間に入って商品を仲介する個人、会社のことですね。

昨今、アパレルメーカーは値段の問題で問屋に卸さずに直接、小売・専門店に卸すことが多く、小売・専門店も問屋から仕入れることなく、直接メーカーやネットで仕入れることが多くなっているため、問屋の存在意義が問われています。

→卸し(おろし)
→アパレルメーカー
→小売店(こうりてん)
→専門店(せんもんてん)

「な・に・ぬ・ね・の」

  • 仲間卸(なかまおろし)


同じ流通段階に位置する会社(お店)同士の取引のことです。

つまり、問屋なら問屋に卸す、小売店なら小売店に卸すことですね。

安くで大量に仕入れて同じような業者に販売することで利益を得る方法と、遠方の知り合いのお店数軒の代わりに仕入れをしてあげて、利益をあまり取らずに(がっつり取る店もありますが。。)譲ってあげる方法があります。

「は・ひ・ふ・へ・ほ」

  • パタンナー(ぱたんなー)


パタンナーとは、デザイナーや営業企画が作成したデザインや情報をもとに、パターン(型紙)におこす専門職のことです。

我々がお店で手にする服飾商品は、すべて体にフィットするように立体的につくられていますが、企画段階のデザイン画は平面の状態なんです。

平面のデザイン画から洋服を作るときに、必要になるのがパターンと呼ばれる型紙で、パターンの作成をはじめ、実際に製品にするための作業全般を担っているのが、パタンナーです。

→パターン

  • パターン(ぱたーん)


パターンは型紙とも言います。

パターン(型紙)とは服飾商品を作るための型(原型)となる、切り抜かれた紙のことです。

その型紙を生地に押し当てて、型紙の周囲をペン・鉛筆等でなぞることで、デザインの線を、生地の上に書くことができ、裁断して縫製ができるようになります。

パターン(型紙)がなければ、各個人で勝手なサイズで裁断してしまうため、商品のサイズ等がバラバラになってしまいますね。

→パタンナー

  • バイヤー(ばいやー)


バイヤーとは簡単に言えば、販売する商品の仕入れをする人です。

テレビでよく取り上げられることもあって、アパレル業界の中でも人気の高い職種ですね。

大手会社のバイヤーであれば、市場ニーズを的確に掴むためのマーケティングリサーチ(市場調査)やトレンド情報の収集・分析が必要になるかもしれませんが、中小企業やお店のバイヤーは販売員も兼ねていることがほとんどで、店頭での販売経験が特に重要と言えます。

  • バッティング(ばってぃんぐ)


他店舗と同じ商品が店頭にあること。

基本、アパレルショップは近くの店舗とのバッティングを嫌います。

理由は、他店舗と差別化が図れないことに加え、販売価格(上代)が違う場合があるからですね。

メーカー希望小売価格はありますが、基本、希望なのでお店側が勝手に販売価格を決めることができるため、中には販売価格を希望より高くで設定するお店もあります。

その時に近くのライバル店に同じ商品があると、販売価格が違うのでお客さんからクレーム等がくるので困るわけなんです。

そういった理由もあり、バッティングしないように営業マンは気を遣う必要があるんですね。

→上代(じょうだい)
→メーカー希望小売価格(めーかーきぼうこうりかかく)

  • 歩引き(ぶびき)


歩引きとは普通、”通常の期日よりも早く現金が必要という会社が、請求先に期日よりも早く支払ってもらう代わりに、請求金額から一定の金額を割り引くことで発生する割引のこと” です。

問屋でよく使われる魔の条件ですね。(笑)

問屋での歩引きは販売額の3%~5%が多いです。

→問屋(とんや)

  • フランチャイズ店(ふらんちゃいずてん)


本社企業とフランチャイズ契約によって運営されている加盟店のことです。

→直営店(ちょくえいてん)
→チェーン店

  • プロパー(ぷろぱー)


通常価格、正規の値段、定価のことです。

セールをする前の通常価格ですが、近年はセールばかりでプロパーでの販売期間が激減しており、これがアパレル業界の利益率が低い要因となっています。

ちなみにプロパー社員は生え抜き社員のことですね。

  • 別注(べっちゅう)


アパレルメーカーで営業をしているとよく出てくる言葉です。

細かい解釈はメーカーやお客さんによって違うのですが、基本的に、自社商品とは違う商品や自社生産とは違うタイミングで生産する商品のことを言います。

メーカーによって別注とは自社とは全く違う商品のことだけを言う場合と、自社商品と全く同じでも生産するタイミングが違う別生産であれば別注ということもありますね。

なので、OEMやODMを別注という場合もあります。

→OEM(おーいーえむ)
→ODM(おーでぃーえむ)

  • 縫製(ほうせい)


(ミシンで)縫って作ること。

→縫製仕様書(ほうせいしようしょ)

  • 縫製仕様書(ほうせいしようしょ)


商品を生産するために、デザインや素材、サイズ、色・柄を決め、デザインや素材に応じてどのような縫製をすべきかを工場に指示しなければなりません。

その上で、どの色のどのサイズをいつまでに何枚作るかといった具体的な数量や納期などを盛り込み、一定のデザインを一定の品質で生産するために、それら商品の生産に必要な情報を正確に生産現場に伝えるための書類のことです。

→縫製(ほうせい)
→仕様(しよう)

「ま・み・む・め・も」

  • MD(マーチャンダイザー)


MD(マーチャンダイザー)とはマーチャンダイジングの頭文字をとったもので、”商品化計画” を意味します。

MDの仕事は主に、製品や顧客動向、トレンドなど様々な調査分析を行い、商品開発から販売計画立案まで一括して管理することです。

  • 見込み生産(みこみせいさん)


小売・専門店等のお客さんから受注をもらう前に、「これぐらいは売れるだろう」と見込んで生産することを見込み生産と言います。

見込み生産のメリットは、納期が早い、自社のタイミングで生産、営業できることです。

お客さんが発注するタイミングを待つ受注生産であれば、お客さんのタイミングで生産しなければなりませんし、生産ロットが必要になってきます。

一方、デメリットは売れなければ在庫になってしまうということです。

→受注生産(じゅちゅうせいさん)
→ロット

  • メーカー希望小売価格


「オープンプライス」とも言います。

ただ、アパレルメーカーが勝手に販売価格(上代)を決めることは独占禁止法で禁止されています。

なので、メーカーは希望で「店頭ではこの値段で売って欲しい」という金額(上代)を印字したりしますが、いくらで売ろうが販売店の自由です。

→アパレルメーカー
→独占禁止法(どくせんきんしほう)
→上代(じょうだい)

「や・ゆ・よ」

  • 約束手形(やくそくてがた)


約束手形とは簡単に言えば、「特定の日に支払金額を払いますよー。」と約束した証拠書類です。

専用の用紙に自分の名前と金額などの項目を記載して取引の相手方に渡す行為を「振出」と言いますが、振出人(約束手形を作成した人)が受取人(受け取った人・名宛人)に対して一定の期日に支払うことを約束する手形です。

約束手形を振り出す人は、後日手形代金を支払う義務が生じ、一方、約束手形を受け取った人は、後日手形代金を受け取る権利が生じます。

「ら・り・る・れ・ろ」

  • ロット


ロットとは生産するのに最低限必要な数量のことを言います。

生地ロットであれば、1回で生地を生産するのにどれぐらいの量が必要なのか?
生産ロットであれば、商品の発注量は何枚必要になるのか?

なので、「ロット500枚必要です」と言われれば、1回の発注量で最低500枚は発注しないと生産できないことになります。

OEMメーカーでよく出てくる言葉ですね。

→OEM(おーいーえむ)

「わ・を・ん」


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